銀食器が変色!輝きを蘇らせるお手入れと磨き方
高級なレストランではよく目にする銀食器ですが、ご家庭でも銀食器の愛好家は増えてきているようです。その人気の理由は、ステンレス食器に特有の金属臭や、安っぽさがなく、使用すると食事の満足感がアップするということにあるようです。実際に、その銀製品の光沢はとてもリッチな気分にさせますし、非常に魅力的です。でも、銀食器はステンレス製に比較すると値段も高いため、とかく大切にしたい思いから、ふだんはステンレス製を使用して、特別なときだけ銀食器を使用する、そんな気持ちになってしまう方も多いようです。ここで少しだけ注意が必要です。
実は、銀は、空気に触れていると、必ず、色の変化を生じさせてしまうのです。ですから、むしろ銀食器は、日常から頻繁に使用していたほうが、この変色の問題を防ぐことができるのです。そんな銀特有の性質があるために、銀食器には、その取り扱いや保管方法に少しだけ工夫が必要になります。多くの方が憧れる銀食器ですが、一方で、扱いづらいと感じてしまう方がいるのも無理はありませんね。
皆さんのお宅の食器棚にも大切にしまっているのに、黒く変色してしまった銀のスプーンやフォークなどがあるかもしれません。これを練り歯磨きなどをつけて磨いて落としている方もいらっしゃうます。それでも、高価な銀食器の場合は持ち手や作りに装飾されているものが多数ありますから、そこが変色している場合、「これをキレイにする方法があればいいのに」とあきらめてしまう方もいるかもしれません。
でもご安心ください。ひどく変色してしまった銀食器でも、複雑な装飾部分まで黒くなってしまっている銀食器でも、身近な物を使用して、ものすごくぴかぴかに復活させることができます!しかも、費用はほとんどかからないのです!
購入したての銀食器の輝きに戻すことができるこの方法。銀食器を愛する方々は、こうしたTipsを知っておく必要がありますね。ではお手入れ方法をご紹介します!
銀食器の超簡単なお手入れ方法!
食事などに使用した銀食器の汚れは、通常の食器と同じですから、油や食べ物の残りの汚れがつきますから、まずは、中性洗剤などで汚れをきれいに洗い落してしまいます。次にお鍋を用意します。このお鍋に鍋に水を入れて沸騰させてください。そして、大さじ1より少し多めのお塩(1.2杯程度)と、適当な大きさに切ったアルミホイルを投入します。これで準備は完了です。たった、これだけ?そうです、お金もかかりませんね。ここに、黒くなってしまった銀食器たちを完全に水没簿させればOKです。あとは、5分ほど煮てください。さあ、どうなったでしょうか?
あら不思議!あんなにくすんでいた銀食器たちが、元のぴかぴかで綺麗な輝きを取り戻していることでしょう。
これで、イオンの作用により銀の変色した汚れが、アルミホイルに移動して、アルミホイルのほうは黒くなり、銀食器は新しい輝きを取り戻すことができました。銀製品なら何でもこの方法を応用すれば美しくすることができます。
※一部、持ち手の内部が空洞になった、通称モナカハンドルという製品では、溶接部分が取れてしまうことがありますので、これはご自身の責任のもとでお試しください。また、練り歯磨きなどで磨くことには損傷のリスクもありますので、おすすめしません。
いかがでしたか?とても簡単だったのではないでしょうか。このお手入れを定期的に実行すれば、皆さんのお気に入りのシルバー製品、銀食器は、いつでも新品のようになるでしょう。