ティファニー

ティファニー
Tiffany & Co.

1837年にアメリカで創業したブランドで、宝飾品や銀製品が有名ですが、マグカップやタンブラーなど食器の製造も行っています。19世紀に文房具や装飾品などを扱うティファニー・アンド・ヤングという会社がニューヨークのブロードウェイに設立され、フランスでの2月革命のタイミングで貴族たちが手放した宝石を買い取り、宝石事業に手を広げて大成功を収めました。社名を今の「Tiffany & Co.」に変えて、その後に本店は1940年にニューヨーク5番街に移転しましたが、この本店は、オードリー・ヘップバーン主演映画『ティファニーで朝食を』の舞台ともなったことは、大変に有名なエピソードですが、ここで、そんなティファニーが手がけた食器たちをご紹介したいと思います。

ブルーボックス(ブルーリボン)

ティファニーのブランドカラーと言えば有名な「ティファニーブルー」と言われる印象的な薄い青色ですが、ティファニーの製品を購入した人だけが手にできる特別な包装箱「TIFFANY BLUE BOX(ティファニー・ブルー・ボックス)」をイメージしたブルーボックスシリーズは定番商品となっています。とくにブルーボックスシリーズのソーサーやペアマグカップは、ティファニーブルーの素地に、少し立体的に白いリボンを描いたマグカップのセットですが、結婚する花嫁が何か1つ青いものを身に着けると幸福になれるという言い伝えがあるために、世界中で、結婚祝いの一品としてとても人気があります。

ピンクチューリップ

黄色い素地にちいさなかわいいピンク色のチューリップが描かれているシリーズがこのピンクチューリップと言われるシリーズです。すでに廃盤となっていますが、根強いファンが多く、中古市場では、依然としてコレクターに人気のあるシリーズです。ティファニーブルー地のピンクチューリップもあります。

5thアベニュー(ニューヨーク)

比較的に手に入れやすくお手頃なソーサーやマグカップ、それが有名なティファニーの「5thアベニュー(ニューヨーク)」シリーズです。これらのウェアには自由の女神、エンパイヤステートビル、そしてブルックリン橋などと、ニューヨークのそこかしこにある名所が書き込まれた、非常に楽しいコレクションです。

ゴールドバンド

ティファニーの「ゴールドバンド」は、ティーカップとソーサーのセットや、マグカップなどが有名ですが、これらも統一的なデザインが採用されています。その名のとおりゴールドと茶色を用いた縁取りは、飾らないシンプルさを強調して、さまざまなシチュエーションに合わせて使用できるデザインとなっています。また、、丸みを帯びた形状や、カップやマグの持ち手の形が上品なシェイプを描いて、優雅さを強調していることも、シリーズの人気の理由ともなっています。

この「ゴールドバンド」には「プラチナブルーバンド」という色違いのバージョンもあり、こちらも「ゴールドバンド」同様に人気があります。

ダンシングT

「ダンシングT」は、ティファニーの頭文字「T」の文字をアレンジしてデザイン化した絵柄を採用しました。誰が見てもティファニーブランドとわかるような「アドマグ」的な要素を持っている商品としてよく知られています。この「T」の字が踊っているように、まさにダンシングのようなポップなアイデアは、ティファニーの「T」であると同時に、お茶を楽しむ「Tea」の「T」でもあるかのようなダブルミーニングを感じさせ、現代的で粋なニューヨーク的センスを感じさせてくれます。

ムーン

ティファニーの「ムーン」をひと言で言うと、それは月面です。月の表面を連想させる「ムーン」のごつごつとしたシェイプは、白無地の光沢のある表面に光の影を作り、それはふだんとは違った時間を楽しい仲間たちと共有するような場にフィットするデザインとなっています。また、全体のかたちもあえて不規則なイメージを持たせることにより、見るものに不思議な印象を与えます。人知を超えて、いまだ理解の及ばない宇宙空間へと思いをはせることのできる、この遊び心に満ちたアイデアは、ニューヨークの大人の世界を演出するティファニーならではの作品といえます。

売られた方のお声 静岡県清水市 H・M様
以前、ニューヨークに旅行したときのお土産でティファニーのティーカップ・ソーサーセットを買いましたが、今回、ウルトラバイヤーさんに、ほかよりも高い査定をいただきましたので、すぐに宅配にて買い取ってもらうことにしました。新しい「即ウル」というサービスが始まっていたことは知りませんでしたが、教えていただきましたので次に利用するときにはこちらも利用していきたいと思っています。